胡麻すり鉢と金胡麻の収穫
この胡麻すり鉢は 母の嫁入り道具のひとつで
母は90歳だから,もう 70年も前の物です。
まわりは欠けているけど、まだまだ使えます。
存在感が凄い 。
このすり鉢〜私が結婚した時にもらいました。
すり棒は二十代の頃に 飛騨高山に行き、買ってきたもので、
これも 四十年近く使っています。
とても堅い、山椒の木で 出来てます。良い物は一生物ですね〜
胡麻の種を6月に蒔き、夏に花が咲き
よく太った莢が 沢山 付きましたー。
上の方の莢が 二、三本目 口が開いたら、天気の良い日に収穫します。
逆さまにして 天気を気にしながら、天日干しで 乾燥させます。
雨が降りそうな日は軒下に入れて
濡れないようします。
シートを敷いて 胡麻の枝を棒で叩いて
莢の胡麻を落とします。
莢の中は きれいに一列に並んでいます
これは見事です。
初めて見た時、あまりにもきれいに並んでいるので
感心してしまいました🙀
胡麻をサッと水洗いして、二種類のふるいに かけて、ゴミをとり除きます。
最後に扇風機で細かなゴミを 飛ばして 上がりです。
とても 手間が かかる胡麻。
大変なので、畑で栽培する人はあまりいません。
でも、小鍋で胡麻を炒り 母のすり鉢で「ゴリッ.ゴリ ッ」
イイ香りがして、最高です〜😋
だから、口に入るまで時間はかかるけれど・・胡麻栽培はやめられない。
明日は、初採りの春菊で 胡麻和えを作りましょうか〜。
昔 すり鉢を押さえて 母が すり棒の使い方を教えてくれた事を
思い出しながら・・。
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